腰痛と筋肉不足

腰痛と言うと必ず出てくるのが『筋肉・筋力の不足』についてです。

 

腰痛になったとき、誰もが一度は「筋肉が足りないのが原因では?」と思うはずです。


そして、『筋力不足⇒腰痛』が改善されない理由は『自身の運動不足=努力不足』によるものであるとして、自分が悪いのだから今後も腰痛と付き合い続けるのも仕方ないと考える・・・。


何とかこの状況を打破しようと、気力を振り絞って背筋運動などの筋トレを始めてみても、腰痛はすぐに改善する訳でもなく、筋肉が付くまでには時間がかかるからと一生懸命に根気よく続けるか、途中で断念して振り出しに戻るか、無理がたたって腰痛がひどくなるか・・・


確かに、筋力不足も腰痛の一因になりうると思います。


しかしながら、腰痛にとって第一に解決すべき問題は、筋肉の不足ではなくて『筋肉の疲労』です。


筋肉が疲労した状態とは、筋肉が『持っている能力を十分に発揮できない』ということです。


つまり、腰痛に悩むあなたの腰、そして筋肉は疲労が蓄積し、
すでに悲鳴を上げている状態です。


そのような状態でさらに筋肉を鍛えようとすれば、疲労が蓄積した筋肉に更に負担をかけることになり、筋肉が強化されるどころか、疲労が余計に増大され、腰痛を悪化させてしまいます。


要するに、腰痛があるのに、頑張って筋肉を鍛えようとするのは、腰を傷めつけることと同じです。


いくら筋肉が隆々としていても、その筋肉がしっかりと働ける状態でなければ
何の意味もありません。


まずは筋肉に蓄積された疲労を取って、硬化した筋肉の緊張を緩めることから始める必要があります。


腰痛予防のために筋肉を強化させたいのであれば、まずは筋肉に蓄積された疲労を回復させ、腰痛をしっかり治し、筋肉がその機能を発揮できるようになった後で行えばよいのです。


 《目次》
腰痛と姿勢保持能力
起床時の腰痛
③腰痛と筋肉不足